宮崎アニメを考える

皆さんこんにちは、若葉です。

今回は趣向を変えて、もっと軽い話題にでも触れようかと考え、楓が大好きな宮崎アニメについて考えて見ることにしました。
若葉個人の考察で話を進めて行きますので、間違っていたり、異論のある部分が多々あるとは思いますが、そこは多めに見て、とりあえず一読してくだされば幸いです。

#発表年度や製作会社を調査する以外では、ネットからは新しく情報を、一切拾ってきていません。

宮崎アニメと言えば、アニメファンならずとも名前くらいは聞いたことがあるであろう、アニメーション業界の大御所である「宮崎 駿」監督が作られた作品の事です。多分、皆さんご存知ですよね?

宮崎監督は、色々なプロダクションで働き、それぞれに素晴らしい作品を残されたようですが、私の知っている「宮崎アニメ」というのは「ルパン三世 カリオストロの城」以降の作品ですので、申し訳ありませんが、それ以降の宮崎アニメについて考えてみます。

とりあえず、私が観たことのある宮崎アニメを一覧にしてみます。
ちなみに、作品の最後にあるマークは、私個人の採点です。

1979年 : ルパン三世 カリオストロの城(製作会社 東京ムービー新社) ◎
1984年 : 風の谷のナウシカ(製作会社 トップクラフト) △
1986年 : 天空の城ラピュタ(製作会社 スタジオジブリ) ◎
1988年 : となりのトトロ(製作会社 スタジオジブリ) ○
1989年 : 魔女の宅急便(製作会社 スタジオジブリ、原作 角野栄子) ×
1992年 : 紅の豚(製作会社 スタジオジブリ) ○
1995年 : 耳をすませば(製作会社 スタジオジブリ、監督 近藤喜文、原作 柊あおい) ×
1997年 : もののけ姫(製作会社 スタジオジブリ) △
2001年 : 千と千尋の神隠し(製作会社 スタジオジブリ) 判断不能(とりあえず△)

とまあこんな感じです。他にもあるかもしれませんが、私が観たこと無いので取り上げません。
おまけですが、「耳をすませば」は原作も監督も別の人がやっていて、宮崎監督は「脚本・絵コンテ・製作プロデューサー」を担当しています。そういう意味では、純粋(?)な宮崎アニメでは無いかもしれませんね。

では話を進めます。

「千と千尋の神隠し」を上映する直前、日本テレビの特別番組が「好きな宮崎アニメベスト3」というコーナーを設けて、その番組に寄せられたアンケート結果を公表していました。
無作為に抽出された被験者結果ではありませんが、その結果によると、

1位 : 天空の城のラピュタ
2位 : となりのトトロ
3位 : 風の谷のナウシカ

という順位なんだそうです。
「ルパン三世 カリオストロの城」もかなりの人気を持っていると思いますが、この作品は俗に言う「スタジオジブリ作品」では無い為、初めからリストに無かったのだと(勝手に)推測しています。

この結果を見ると、「昔の作品の人気が高い」という事が見て取れます。異論のある方もいるでしょうが、世間的にも妥当な結果だろうと考えます。
しかし、日本映画界の興行収入記録1位を長年誇っていた「E.T.」の記録を破った「もののけ姫」がランク外です。
「もののけ姫」の封切年度(1997年)を考えても、新しく作られた映画で、歴代興行収入No.1の作品が記憶に残りやすいと思うのですが、何故でしょう?

ここで断っておきますが、私は宮崎アニメに疎いです。
映画館で初めて観た作品は「紅の豚」です。上の人気ベスト3の作品は、TVで何度か観た程度です。そういう意味では、各作品に思い入れが無く批評が出来る。と思っています。

ちなみに、初めて「風の谷のナウシカ」を観たときは、ラスト10分程度しか観なかった為、
「巨大イモムシが集団で女の子を襲い、変な触手で女の子を復活させ、みんな喜んでいる」
という認識しかありませんでした。
この事実を、「風の谷のナウシカ」が大好きな楓に言ってみた所、「王蟲(オーム)をイモムシだなんて酷過ぎる」と、えらーく怒られてしまいました。(^^;;

話を戻します。
宮崎アニメは、1992年「紅の豚」の前後で、大きく2つに分ける事が出来ると考えています。
私的に話が進めやすいので、

第1世代 : 「ルパン三世 カリオストロの城」
第?2世代 : 「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」
第3世代 : 「紅の豚」
第4世代 : 「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」

という4グループに分けて話します。
「魔女の宅急便」、「耳をすませば」は、それぞれ第2世代、第4世代に入りますが、私が苦手な(^^;;作品なので、取り上げません。
「ルパン三世 カリオストロの城」を、第1世代として独立させた理由は、宮崎アニメが好きな方なら分かると思いますが、私の考えを後述しますので、とりあえずこうしておきます。

小説なり、映画なり、人に物事を分り易く説明するには「起・承・転・結」がきちんとしている事が重要だと考えます。
また、観客に媚びて(?)「ウケ狙いで、容易に理解出来る映画」を作るのと、作家性を最優先にして「監督の作りたかった映画」を作れば、私も含めて、大抵の人は前者を選ぶと思います。
これは、別に宮崎アニメに限った事ではありませんから、当然といえば当然の事ですがね。

国語の成績も、映画にも疎い私が考えるに、
第1世代、第2世代の作品群は、「起承転結がしっかり出来ており、ウケ狙いで、容易に理解出来る映画」です。
第3世代の作品は、「起承転結は不完全だが、容易に理解出来る映画(ウケ狙いでは無いと考える)」。
第4世代の作品は「起承転結は不完全で、作家性を重視してメッセージ要素が強く、難解な映画」。
とまあ、こんな感じになります。

宮崎アニメに疎い方は、「天空の城のラピュタ」と「もののけ姫」を観ると、私の言いたい事が何となく分かると思います。機会があれば、一度観て見てください。

先ほど、日本テレビの発表する「好きな宮崎アニメベスト3」を書きましたが、上位3作品共、第2世代に該当します。つまり、「容易に理解出来る映画」が高い人気を誇っている訳です。

第1世代に分けた「ルパン三世 カリオストロの城」は、「ルパン三世」という、既にキャラクターが確立している原作を用いています。
宮崎監督らしい部分は随所に見られ、各キャラクターの個性を見事に引き出し、私的には「ルパン三世の中でも最高傑作」と絶賛出来る内容です。
しかし「ルパン三世」という確立した人気を誇っている題材を用いている以上、監督の個性を表現するにも限度があります。
この作品は、既存のルパン三世ファンを満足させ、かつ魅力的なルパン三世を表現した、娯楽作品だと考えています。
宮崎アニメに疎い私には、この作品から伝わって来る(であろう)宮崎監督のメッセージが、理解出来ません。

第2世代の作品群は、原作から脚本まで宮崎監督が担当しており、監督のオリジナルキャラで個性を発揮出来るフィールドに立った訳ですが、私に言わせると、「観客(子供)の視線を意識して作られた、商業作品」です。
「天空の城のラピュタ」が分かり易いのですが、

・起: ある日女の子が空から降ってきた。不思議な石を持っていて悪者に追われている。
・承: 幻の「ラピュタ」が存在し、それをめぐって女の子&石の取り合い。
・転: ラピュタは危険な存在と判明。悪者に悪用されそう。大変。何とかしよう。
・結: 悪をやっつけて、ラピュタは平和な状態に。ハッピーエンド。めでたしめでたし。

という、見事な「起承転結」が出来ています。
それらに、冒険、可愛い女の子、幼いが大人になりかけている少年、心憎い海賊、可愛そうなロボット、悪者といった、子供に喜ばれそうな素材をフル満載しています。
子供に受けない訳がありません。

もちろん、監督の訴えたいであろう、「環境」や「平和」、「友情」、「愛」というメッセージは伝わります。
しかし、対象年齢が子供である以上、「分かりやすい作品」という事が前面に見て取れます。

また、別に「環境」なり「平和」といった容易(失礼)なテーマであれば、他のアニメでも表現されています。
作品のメッセージ性を問うなら、第2世代以前に発表されて大ブームとなった、「機動戦士ガンダム」の方が遥かに凄い作品です。
別に「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」が、「機動戦士ガンダム」に劣っている。という話ではありません。
作品の優劣を決めるなんて、私に出来ることではありませんから。

次に行きます。
第3世代の「紅の豚」は、かなり興味深く、宮崎アニメの中でも異質な作品です。
第2世代までの作品で、?宮崎アニメは日本映画界でもかなりの評価を受けていました。
そんな監督の最新作「紅の豚」を観にいった人達は、「ナウシカ」、「ラピュタ」のような作品を期待して、映画館に行かれたのではないでしょうか?
でも「紅の豚」は、これまでの作品とは一線を画しています。
登場人物だけを見ても、これまでの「子供向け」の主人公・ヒロインでは無く、どう考えても「大人向け」にチューンされています。
ストーリは容易で、作家性も特に訴えるでもない。娯楽映画としては十分楽しいですが、これまでの作品にあった「最後はハッピーエンドで、感動を誘います」という、観客に対する媚びは見られません。

2002年3月に「紅の豚」がDVDとして発売されるのですが、その予告チラシを見てみると、
   ・宮崎監督にとっての「趣味の映画」「個人的な映画」
   ・宮崎版「カサブランカ」ともいえる野心作
   ・はじめは30分の短編だった!?
という事が作品解説で歌われています。なるほど。と思いました。

宮崎監督は、「となりのトトロ」までは、観客に媚びを売る「商業作品」を作っていたと思うのは、前述の通りです。
その完成度については、私がとやかく言うまでも無いでしょう。
「ルパン三世 カリオストロの城」や「天空の城のラピュタ」は、ほぼ完璧だと思います。
しかし、「紅の豚」以降は、監督の作りたいもの。すなわち作家性を訴える作品を素直に作る。という意思を打ち出していると考えます。

第4世代の作品群について説明します。

「もののけ姫」ですが、この作品は1度観ただけでは、何が言いたいのか理解出来ません。2度3度でも、私には無理でした。
まず、世界観がぐちゃぐちゃです。
古代神話、狩猟民族、天皇、侍、鉄砲・・・。どうやったら、これらの世界が1つになるのか、私には謎以外の何者でもありません。

単純に観れば、「神様への感謝を忘れずに、自然や動物を大切にしよう」というテーマが見えますが、これまでの作品と全く異なる点は、
「様々な伏線が貼られていて、それらの伏線の再構築は観客自らが行い、自分なりの解釈をする」
という事が描かれている事です。
監督の作家性が強烈に出ている作品だと考えています。
これまでの作品にある、「親切に分かりやすく、それぞれの物語のパーツを説明しましょう」という態度とは、えらく違います。
観客に挑戦状でも投げつけているのか?と勘ぐりたくなる程です。

原作なのかどうかは知りませんが、「耳をすませば」公開時、書店に「もののけ姫」という宮崎監督が作った絵本がありました。
私は「これが次の映画かな?」と思って、軽く立ち読みをしましたが、内容を覚えていません。
私の記憶力も乏しいのでしょうが、内容が薄いからだと思います。
それに比べて、映画は難解すぎます。しかも、人によって多種多様な解釈が出来る映画です。
第2世代までにあった、「感動したね」とか「最後のシーンが素敵だったね」等の、万人が共通して思える部分が、「自己解釈してください」になっているのですから、良い意味でも悪い意味でも「作家性」が強烈に出ている作品なのでしょう。

最新作「千と千尋の神隠し」も、「もののけ姫」と同様。とまではいきませんが、かなり作家性を前面に押し出している作品です。
これまでの作品の集大成。とでも表現すれば良いのでしょうか?宮崎ワールド的な世界観や、深いメッセージを作品に閉じ込めておきながら、観客が喜ぶ仕掛け(娯楽性)も沢山用意してあります。
「作家性と娯楽性の共存」という、簡単そうで実はかなり難しい事に挑戦している「意欲作」なのだと、私は勝手に解釈しています。

また、この作品のテーマが、「10歳の子供に観て欲しい」や「生きる力とは?」という事が主体に作られている作品だそうですから、大人の私が観て理解出来る映画では無いのかもしれません。

10歳の子供を持つ両親となると、30代前半~40代前半位の年齢でしょうか?
映画の「起」の部分を観ると、実に情けない大人が描かれています。
子供(千尋)が、「ここは嫌だ」と嫌悪感や怯えを訴えているのに、それを無視し、己の好奇心を満たすためにトンネルに入る父親。そして子供の異変に気づかない(ふりをしている)母親。
人の家の食事に無断で手を出すという犯罪行為を犯し、子供が注意を促すにも関わらず、「クレジットカードがあるから安心」という、パターン化している常識に捕らわれている両親・・・。これが今の大人だと?思うと、頭が痛いです。
でも、この大人の年代というのは、自分の青春時代に宮崎アニメに触れた世代なんですよね。
宮崎監督は、これまでの作品で訴えら(理解さ)れなかった事を、大人達にも教えようとする姿勢が、馬鹿な私にも何となく伝わってきます。

「千と千尋の神隠し」は、「もののけ姫」同様、監督の考えられた伏線が多大にあり、表面をなぞっただけでは、多くの監督からのメッセージが見えなくなってしまう作品だと、私は考えています。
ですから、「生きる力」という事も、人によって多種多様な考えがあると考えています。

私は、千尋が幼少の頃に川で溺れた事があったが、自分は覚えていなかった。両親等の保護が無く、自己の力で何とかしていかなくてはならない現実に直面した時、怠惰な生活を送っていたであろう主人公が、様々な経験を通して、5感を超えた何かが呼び覚まされ、突然溺れたことを思い出し、己を見つめ直す事(自己啓発)が出来た。これこそが「生きる力」だ。
なんて解釈しています。

多分皆さんとは考えが違うと思いますが、これが私なりの「生きる力」の解釈です。
「千と千尋の神隠し」は、まだ1度しか観ていないため、また観れば、考えが変わる可能性は大ですが。

「生きる力」というキーワード、2001年度文部科学白書にも取り上げられ、「千と千尋の神隠し」で伝える「生きる力」を子供達に教えることの重要性を訴えているようですが、文部科学省は何がしたいのでしょうか?不思議です。

これで作品の紹介は終わりです。
随分と長くなってしまいましたが、良く考えれば、テーマが難解な物を選んでしまいました。ここまで書いて反省しています。

宮崎アニメ、昔の作品が人気が高く、最近の作品が難解である事を、私なりに一応考えて見ました。
第2世代と第4世代、どちらが良い作品か。となれば、それは人によって様々でしょう。私が口を出すまでもありません。あのような区分け自体が、失礼な事でしょう。
また、真に宮崎アニメを「宮崎アニメというブランド」が好きなのでは無く、理屈抜きに好きなんだ。という人が、私のこれまでの発言を見ると、恐らく憤りを感じて、「あなたは何も分かっていない」と言われるでしょう。

既成概念や世間の常識にゴマをすった、「ウケ狙いの、分かり易い映画」としては、「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」は落第点だと思います。
しかし、それは当然の事です。監督自身が、そういう事を意識せずに「作家性」を強く打ち出しているのですから。

私は宮崎監督の人柄は全然知りませんから、宮崎監督のことを理解せずに話を進めています。
しかし、「私は宮崎監督の事は良く知っている」と発言出来る人は、関係者を除いてどれだけいますか?だからこそ、何も知らない私がこんなに喋る事が出来るのですから。

ここまで説明しませんでしたが、識者の方なら良く分かると思いますが、「風の谷のナウシカ」という作品も、作家性が強い作品だと、私は認識しています。
「風の谷のナウシカ」の原作(漫画全7巻)を一読しましたが、結構大変でした。
映画版を作成する時期を考えると、良くあの原作で、起承転結が纏まっている映画が出来るものだ。と驚きを隠せません。
また、映画終了後も「風の谷のナウシカ」は連載を続け、最終話は「月刊アニメージュ 94年3月号」(連載開始は82年2月号)なのだから、連載開始に生まれた子供は、連載終了時には12歳です。難しくなる訳です。
ですので、「映画 風の谷のナウシカ」が好きな人で、原作を知らない人は、ある程度覚悟して読む事をお勧めします。
覚悟さえ出来ていれば楽しく読めますし、原作を読み終われば、もっと「風の谷のナウシカ」が好きになっているでしょうから。
余談ですが、「風の谷のナウシカ 水彩画集」という本で、宮崎監督の絵を多く見ることが出来るのですが、その大半は、「描きたくなかったが描かされた」、「覚えていない」といった監督の感想を見ることが出来ます。
これはこれで、面白い事だと考えています。

大人気「となりのトトロ」も、普通に見ればホンワカ物語ですが、視点を変えて見てみると、「隠されたメッセージやストーリーを発見」する事が出来る作品だと考えています。
エンディングの「お母さんが退院してきてからのその後」なんて、かなり心憎いサービスだと思います。
エンディングだけに着目すると、「風の谷のナウシカ」は、原作を最後まで読んでいれば「有り得ない」エンディングです。これはこれで、面白いです。

宮?崎アニメは、見る人によって色々な考えがある作品ばかりです。
また、日本人向けに作られている為、海外(特にアメリカ)の人は理解に苦しむ作品でしょう。
今年から、アカデミー賞に「アニメ部門」が新設されましたが、恐らく「千と千尋の神隠し」は選ばれないでしょう。アメリカ人には「アトランティス」の方が好みに適合しているでしょうから。
しかし、漫画やアニメの水準は、日本人の私が見ると、日本の水準は世界トップクラスだと思います。
その中でも、評論家達から、最高峰レベルに挙げられる宮崎アニメを多く見ることが出来る私達は、考えれば幸せ者なのかもしれません。

既に、「ルパン三世 カリオストロの城」、「魔女の宅急便」、「となりのトトロ」、「もののけ姫」(と、「パンタ コパンダ 雨降りサーカス」)が、DVD版として発売されています。

これは、宮崎アニメが好きな人、そうでない人も、宮崎アニメの良さ、悪さを再認識する良い機会だと思います。
各作品に隠されている(であろう)、宮崎監督のメッセージを探して楽しむのも一興ですね。

色々な作品を見てみて、何か自分なりの発見があったら、私のように自分の想った事を脈絡無く書いて、後から読み返すと面白いと思いますし、それを人に教えたり、教わったりする事も、宮崎アニメの主張するテーマの1つなのでは無いでしょうか?
その時は、文法や難しい文章(単語)を考えずに、自分の想う通りに書いてみると・・・。きっと楽しいですよ。
これも、「生きる力」の1つかもしれませんね。(^-^)

最近のTVアニメを見て、「なんじゃこりゃ。玩具の販売促進活動しかしとらん」と思ってしまった私が、適当にダラダラとここまで書いてしまいました。
ここまで読んでくださって、有難うございました。

おまけ:
「千と千尋の神隠し」ですが、「徳間書店・スタジオジブリ・日本テレビ・電通・ディズニー・東北新社・三菱商事 提携作品」という、豪華なメンバーが顔を揃えています。
「風の谷のナウシカ」は、「徳間書店・博報堂提携作品」ですから、随分と大所帯になっていますね。
スポンサーの圧力にもめげず、宮崎監督には素晴らしい作品を作り続けて頂きたいものです。
とりあえず、2002年初夏の「猫の恩返し(森田宏幸監督)」と、2003年春の「ハウルの動く城(細田守監督)」に少しだけ期待して、2004年以降に発表されるであろう、宮崎アニメの新作に期待しています。Sち出しているのですから。

私は宮崎監督の人柄は全然知りませんから、宮崎監督のことを理解せずに話を進めています。
しかし、「私は宮崎監督の事は良く知っている」と発言出来る人は、関係者を除いてどれだけいますか?だからこそ、何も知らない私がこんなに喋る事が出来るのですから。

ここまで説明しませんでしたが、識者の方なら良く分かると思いますが、「風の谷のナウシカ」という作品も、作家性が強い作品だと、私は認識しています。
「風の谷のナウシカ」の原作(漫画全7巻)を一読しましたが、結構大変でした。
映画版を作成する時期を考えると、良くあの原作で、起承転結が纏まっている映画が出来るものだ。と驚きを隠せません。
また、映画終了後も「風の谷のナウシカ」は連載を続け、最終話は「月刊アニメージュ 94年3月号」(連載開始は82年2月号)なのだから、連載開始に生まれた子供は、連載終了時には12歳です。難しくなる訳です。
ですので、「映画 風の谷のナウシカ」が好きな人で、原作を知らない人は、ある程度覚悟して読む事をお勧めします。
覚悟さえ出来ていれば楽しく読めますし、原作を読み終われば、もっと「風の谷のナウシカ」が好きになっているでしょうから。
余談ですが、「風の谷のナウシカ 水彩画集」という本で、宮崎監督の絵を多く見ることが出来るのですが、その大半は、「描きたくなかったが描かされた」、「覚えていない」といった監督の感想を見ることが出来ます。
これはこれで、面白い事だと考えています。

大人気「となりのトトロ」も、普通に見ればホンワカ物語ですが、視点を変えて見てみると、「隠されたメッセージやストーリーを発見」する事が出来る作品だと考えています。
エンディングの「お母さんが退院してきてからのその後」なんて、かなり心憎いサービスだと思います。
エンディングだけに着目すると、「風の谷のナウシカ」は、原作を最後まで読んでいれば「有り得ない」エンディングです。これはこれで、面白いです。

宮崎アニメは、見る人によって色々な考えがある作品ばかりです。
また、日本人向けに作られている為、海外(特にアメリカ)の人は理解に苦しむ作品でしょう。
今年から、アカデミー賞に「アニメ部門」が新設されましたが、恐らく「千と千尋の神隠し」は選ばれないでしょう。アメリカ人には「アトランティス」の方が好みに適合しているでしょうから。
しかし、漫画やアニメの水準は、日本人の私が見ると、日本の水準は世界トップクラスだと思います。
その中でも、評論家達から、最高峰レベルに挙げられる宮崎アニメを多く見ることが出来る私達は、考えれば幸せ者なのかもしれません。

既に、「ルパン三世 カリオストロの城」、「魔女の宅急便」、「となりのトトロ」、「もののけ姫」(と、「パンタ コパンダ 雨降りサーカス」)が、DVD版として発売されています。

これは、宮崎アニメが好きな人、そうでない人も、宮崎アニメの良さ、悪さを再認識する良い機会だと思います。
各作品に隠されている(であろう)、宮崎監督のメッセージを探して楽しむのも一興ですね。

色々な作品を見てみて、何か自分なりの発見があったら、私のように自分の想った事を脈絡無く書いて、後から読み返すと面白いと思いますし、それを人に教えたり、教わったりする事も、宮崎アニメの主張するテーマの1つなのでは無いでしょうか?
その時は、文法や難しい文章(単語)を考えずに、自分の想う通りに書いてみると・・・。きっと楽しいですよ。
これも、「生きる力」の1つかもしれませんね。(^-^)

最近のTVアニメを見て、「なんじゃこりゃ。玩具の販売促進活動しかしとらん」と思ってしまった私が、適当にダラダラとここまで書いてしまいました。
ここまで読んでくださって、有難うございました。

おまけ:
「千と千尋の神隠し」ですが、「徳間書店・スタジオジブリ・日本テレビ・電通・ディズニー・東北新社・三菱商事 提携作品」という、豪華なメンバーが顔を揃えています。
「風の谷のナウシカ」は、「徳間書店・博報堂提携作品」ですから、随分と大所帯になっていますね。
スポンサーの圧力にもめげず、宮崎監督には素晴らしい作品を作り続けて頂きたいものです。
とりあえず、2002年初夏の「猫の恩返し(森田宏幸監督)」と、2003年春の「ハウルの動く城(細田守監督)」に少しだけ期待して、2004年以降に発表されるであろう、宮崎アニメの新作に期待しています。
(2002/01/19)

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